アレルギー性鼻炎のレーザー治療
アレルギー性鼻炎の症状でお困りの方に
アレルギー性鼻炎とは?
アレルギー性鼻炎とは、花粉やハウスダストなどのアレルゲン(アレルギー反応を起こす原因物質)が鼻粘膜から体内に入り込み、免疫システムを刺激することで、次のような様々な症状が引き起こされる病気です。
主な症状
- サラサラした透明な鼻水がたくさん出る
- くしゃみが立て続けに出る
- 鼻づまりが苦しくて眠ることができない
- 朝方に症状が激しく出てつらい(モーニングアタック)
- 1年を通して、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどのアレルギー症状が出る
- 仕事で車を運転する必要がある、妊娠中であるなどの理由でお薬が飲めない
など
上記のようなアレルギー症状でお困りの方は、尼崎市武庫之荘にあるほんじょう耳鼻咽喉科クリニックまでお気軽にご相談ください。当院では、鼻の中にある下鼻甲介(かびこうかい)と呼ばれる部分にレーザーを当てて、アレルギー症状を軽くするレーザー治療を行っています。
レーザー治療では切開などは行わず、短時間のため日帰りで、痛みもほとんどありません。
また、小学校高学年の方からご高齢の方まで、幅広い年代の患者様に受けていただくことができます。
アレルギー性鼻炎のレーザー治療とは?
アレルギーの症状が起こりにくくなります
アレルギー性鼻炎を対象とするレーザー治療とは、鼻腔(鼻の中)にある下鼻甲介という部分にレーザーを当て、焼灼することでアレルギー症状を起こしにくくするものです。レーザーで粘膜を焼灼することで鼻腔が広がり、鼻づまりが改善されるほか、アレルギー反応が起こりにくくなったり、鼻水の量が減少したりするなど、鼻炎症状を抑える効果が期待できます。
治療には炭酸ガスレーザーを使用し、施術中に痛みを感じることはほとんどありません。また、レーザー光は粘膜の表面で吸収され、内部組織にダメージを与える心配はありませんので、安心して治療を受けていただけます。
次のような方におすすめします
- 年間を通して、くしゃみや鼻水、鼻づまりの症状が出てお困りの方
- スギやヒノキ、イネなどの花粉症により、毎年特定の季節につらい症状が出る方
- 妊娠を希望している、または妊娠・授乳中のため、お薬を使用したくない方
- 緑内障、前立腺肥大症などの病気があり、花粉症の薬は避けた方がいいと言われた方
- お仕事で車を運転するなど、職業上の理由で服薬に不安がある方
- 受験や就職活動があるため、眠気を起こすお薬を飲みたくない方
レーザー治療の特徴について
アレルギー症状を軽減します
アレルギー反応が強く起こる下鼻甲介という部分にレーザーを焼灼し、アレルギー症状を起こしにくくします。
長期間効果が持続します
アレルギー反応の強さやレーザーに対する粘膜の反応などの個人差はありますが、平均して1年〜4年程度は効果が持続します。
施術後、ほとんどの方が効果を実感されています
患者様により効果に個人差はありますが、レーザー治療を受けた80~90%の方に鼻炎症状改善の効果があったとされています。
治療はくり返し行うことができます
1回のレーザー治療で十分な改善がみられなかった場合には、再度治療を受けることができます。 また、効果が落ちてきた場合には、くり返し治療を行うことが可能です。
レーザー治療の流れ
問診、検査
患者様の症状について問診・診察し、必要に応じて検査などを行います。
麻酔
麻酔液を染み込ませたガーゼを鼻の中に入れ、15分ほど待ちます。
レーザーによる焼灼
鼻の中の下鼻甲介と呼ばれる部分をレーザーで焼灼します。
施術時間は片側につき5分ほどかかりますので、両側で10分程度となります。
レーザー治療終了
治療後は問題がないかを確認し、ご帰宅いただきます。
治療後の注意点
- 治療当日の入浴は控え、シャワーのみにしてください
- 治療当日の飲酒はお控えください
- レーザー治療後は鼻を強くかまないようにお願いいたします
- 治療の翌日から通常の生活を送っていただけますが、1週間程度は激しい運動、サウナなどは控えるようにしてください
治療後の診察
レーザー治療の1週間後に診察を行いますので、ご来院ください。
その後の診察は3週間後に行いますので、再度ご来院ください。