ドクターズインタビュー
院長インタビュー
関西のにぎやかな、人情味豊かな雰囲気が好きで、
「いつかこの辺りで開業したい」と思っていました。
どうして医師になろうと思われたのですか?
私の父も耳鼻咽喉科医で、その父の仕事を見ていて「良い仕事だな」と思ったのがきっかけです。患者様のお役に立てて、「ありがとう」と感謝もされる仕事で、何よりも人の命を守ることができる職業であることに感銘を受けました。
他の職業は考えなかったのでしょうか?
医師以外で一番「なりたいな」と考えていたのは、自転車屋さんです。子供の頃からよく自転車に乗っていまして、自転車を修理したり、タイヤのパンクをパパっと直したりする姿を見て、「格好いいな」と憧れていました。
出身は岡山ですが、武庫之荘で開業した理由は?
元々、関西のちょっと賑やかなところが好きで、昔から「いつか関西・阪神間で開業したい」と思っていました。その夢をかなえるために、平成27年(2015年)2月に現在の場所でほんじょう耳鼻咽喉科クリニックを開設しました。
実際、武庫之荘で開業してみていかがですか?
落ち着いた雰囲気で、住民の方も皆様良い人ばかりで、とても気に入っています。最初は「関西の雰囲気に慣れられるかな?」とか思っていたのですが、自然と馴染むことができました。
「患者様に寄り添った診療」を行って
武庫之荘に根ざした耳鼻咽喉科クリニックを目指します
ほんじょう耳鼻咽喉科クリニックの診療理念は?
「患者様に寄り添った診療」を行うことです。患者様にはクリニックに来たというよりも、家に帰って来たような気分でお過ごしいただきたいと思っています。
この地域が気に入って開業したわけですから、武庫之荘に根ざした耳鼻咽喉科クリニックを目指していきたいです。
どのような患者様がいらっしゃっていますか?
武庫之荘など、近隣の地域にお住まいの方々を中心に、小さなお子様からご高齢の方まで、幅広い年代の方々にお越しいただいています。武庫之荘にお住まいの方だけでなく、他府県にお住まいの方がお越しになることもあります。
他府県からの患者様は、どんな治療を求めていらっしゃっていますか?
「鼻スポット療法」です。鼻スポット療法とは、上咽頭に直接お薬を塗って、のどのつらい症状を改善させる治療です。上咽頭炎、後鼻漏、頭痛を伴う肩こりなど、様々な症状に効果が期待できるとされています。
鼻スポット療法を行っているクリニックは少ないので、インターネットなどでお調べになられて、当院へお越しになられています。
普段の診療の雰囲気を教えてください
患者様にリラックスしていただくために、親しみを持ってもらえるような雰囲気で色々とお話ししています。耳鼻咽喉科の治療では、ちょっと痛い処置があるので、「痛い思いをした」と思ってお帰りいただかないように気をつけています。
緊張していると痛みが感じやすくなりますので、痛みの軽減のためにも「リラックスできる雰囲気」は大切になります。
診察ではどんなお話をされるのですか?
どんなお仕事をされているかなど、その方の生活背景を詳しくおうかがいしています。あと、喫煙・アルコール歴もおうかがいしています。症状と関係ないと思われるようなことでも、診療のヒントになることがあるので、雑談も交えて、できるだけ詳しく患者様のことを知るようにしています。
どんな症状をご相談いただくことが多いですか?
最近はのどの痛みや違和感を訴えられる方は多いです。はっきりとしたことはわかりませんが、恐らく、コロナのことが関係あるのではないかと思っています。コロナの影響で、今まで以上にそうした症状が心配になる方が増えているのではないでしょうか。
アレルギー性鼻炎に効果的な治療を実施
CT・内視鏡・エコーなど検査体制が充実しています
治療時に心がけていることはありますか?
患者様にできるだけ痛みを感じさせないことです。先ほども言いましたが、耳鼻咽喉科の治療ではちょっと痛い処置があり、耳鼻咽喉科を受診したことがある方は、「また痛いことをされるのでは…」と不安になられます。 そうした患者様にも安心してご来院いただけるように、痛みを抑えて処置することを心がけています。
具体的に、どのように痛みを抑えているのですか?
耳の場合は、できるだけゆっくり処置をして、「どうですか?」「痛くないですか?」とお声かけしています。鼻の場合は特に痛みを伴うことが多いので、細い吸引管を使用するなどして痛みを抑えています。
「こんなことでお悩みなら、是非、当院へ」というものはありますか?
耳・鼻・のどの症状なら何でもご相談いただけますが、特にアレルギー性鼻炎(花粉症)でお悩みでしたら、是非、当院へご相談ください。
レーザー治療や舌下免疫療法など、アレルギー性鼻炎(花粉症)に効果的な治療を行っています。
あと、のどの痛み・違和感も是非、ご相談ください。私はのどの診療が得意で、内視鏡(ファイバースコープ)や超音波診断装置(エコー)がありますので、的確な診断が可能です。
内視鏡・エコー以外に、どんな検査機器を導入されていますか?
CTも導入していて、耳鼻咽喉科の様々な病気の診断に役立ち、鼻骨骨折などの骨折、内耳のある側頭骨、副鼻腔炎(蓄膿症)などの状態が詳しく調べられます。
耳鼻咽喉科でCTを導入しているところは少なく、当院の検査の大きな特徴と言えます。
あと、近隣の脳神経外科クリニック(とみた脳神経外科クリニック)と連携して、すぐに頭部のMRIが撮影できる体制を整えています。ひどいめまいや頭痛がある場合、脳梗塞など一刻を争う病気の可能性があるので、すぐにMRI検査を受けていただくようにしています。
ちょっとした症状でもかまいませんので
何でもお気軽にご相談ください
最後に、ホームページをご覧の方へメッセージをお願いします
耳鼻咽喉科と内科の領域はクロスオーバーしている部分が多く、「耳鼻咽喉科と内科、どっちに相談すればいい?」と迷われることもあると思いますが、局所の症状が強いかどうかで判断していただければと思います。
例えば、発熱症状などの全身症状が強く現れている場合には内科、鼻水、くしゃみ、鼻づまり、のどの痛みなどの症状が強く現れている場合には耳鼻咽喉科へご相談いただくのが良いと思います。
もちろん、受診した結果、内科に相談するべき症状だった場合には、近隣の内科をご紹介いたしますので、まずは一度お気軽に当院へご相談ください。